Sunday, February 28, 2016

仕事ができない人に共通する特徴

上から目線のポストだが、仕事ができない人というのは、どこにでも多数居る。
できるとかできないとは、相対的である。マイケルブルムバーグのようなビジネスマンから見れば、自分なんぞは洟垂れ小僧以下だろうが、自分よりも相対的に仕事ができない(と自分が感じる)人間も中には居る。
少なくとも世の中には仕事ができる奴よりはできない奴の方が多く存在するであろうことは誰でも概ね同意するだろう。そういう意味で、仕事ができる人に共通する特徴よりも、仕事ができない人に共通する特徴の方が、母集団が大きく、きっと当たっている確度も高いはずである。
...で、ここ数年、社内外を問わず自分の周り、自分が接する人で、仕事ができないという印象を持った人たちの特徴を、取りとめもなく書き出してみた。



特に赤い×のついた項目は初歩的な部分であり、これらが2-3以上あると「とんでもなく仕事ができない」と感じる。×のついていない項目は、×のついている項目よりは少しは高等なもの。
「自分の弱点を補強するのではなく強みを伸ばす」というのは意味があると思うが、一方で、ここに列挙したような項目のうち多数が弱点では、強みを伸ばす以前に弱さが極端に目立って話にならないと思う。最低限の部分では及第点は必要なのだ。
あと、厄介な状況の全ての根幹にあると感じるのが、「自分に対する期待値のレベル」。これと「自分は頑張っている」という主観的な感覚のレベル感の組み合わせ。最悪なのは自分に対する期待値が低いにもかかわらず、自分は頑張っていると思っている人達。こういう人達は自己イメージが他者の評価と大いに乖離していることが多く対処が難しい。

Sunday, February 21, 2016

3 Things To Do If You Are Being Underpaid: Nearly 40% of Americans believe they're earning less than they deserve. What you should do if you're one of them.

Saturday, February 13, 2016

Lesson learned from the video clip "Watch 1,400 Workers Lose Their Jobs At Once—Because Their Jobs Are Going To Mexico."

Twitterをチェックしていて、こういうリアルな映像を見つけた。
米大手企業ユナイテッド・テクノロジー社傘下のエアコンメーカーが生産をメキシコのモンテレイに移管することになり、その結果1,400人の従業員が働く米中西部インディアナポリスの工場を閉鎖するという発表を経営陣が従業員に行う全体集会の様子を録画したもの。1年半後から2-3年間をかけての段階的な移管に伴い、最終的には1,400人の全員が職を失う。

家族も含めれば多分5,000人くらいの生活に影響が出る。地域コミュニティには大打撃であろうことは容易に想像はつく。
厳しい話であるし、影響を受ける人たち本人や家族への影響が最小限になり、うまく次の職が見つかるように祈るのみである。
私は勿論、こんな大規模な首切りはやったこともないし、経験したこもないが、数人単位の話であれば、日米両国で数回やったことはある。規模は小さくてもしんどく辛い話である。
一方で、この映像を観ていて、私は、この決定を伝えている経営陣の毅然とした態度を立派だとも思う。また、この映像に添えられた短い記事では、グローバルエコノミーは総論では経済全体にとってプラスであっても、そのプロセスでは痛みを伴うことに言及している。それは当然である。経済構造転換のプロセスで、ある地域や産業は被害や痛みを被り、別の地域(或いは別の国)や産業は恩恵を被るのは仕方のない事だ。また、それ故に取引費用や調整費用を無視した基礎的な国際経済学の理論よりも現実は間違いなく複雑だろうし、だからこそ、調整プロセスでの痛みを被る人達へのセーフティネットのような社会制度も必要だろう。
しかし、重要なことは、誰もこの経済の大きな波を止めることはできず、個々人ができることは、この経済の荒波に溺れず、泳ぎ続けていくことができるemployability (就業可能性=どんな状態でも食っていける力)を身に着けること、である。現実から目をそらしていても事態は改善しない。こういう言い方をすると、それは「強者の論理」だとか「上から目線」と言う人もいるだろう。しかし、逆に、そういう方々に申し上げたいのだが、「これが強者の論理だとか、上から目線だとか、そんなことを言ってみても、じゃあ個人としてどう対処するか?という問題解決には何の役にもならないのよ」ということだ。
こういう劇的な話ではなくとも、アウトソーシングや、シェアードサービスセンターの活用を通じて国内にあった仕事が、いつのまにか中国・インド・フィリピン等々に行ってしまっている、という話は掃いて捨てるほどあるし、そんなことは既に15年前から日常的に起こっていることである。勿論、自分の仕事を奪うかもしれないアウトソーシング先の国の人と、毎日オフィスで机を並べて座っている訳ではないので、リアルな現実感は無いかもしれないが、実際には、そういうリアルな現実感が無いからこそ、知らない間に仕事は無くなって国外に出て行っているのである。それはまさに、実際には机を並べて座ってはいないけれども、世界の誰かと「自分が今やっている仕事が、明日も自分のものか、他人の手に移るのか」を巡っての競争をしているのである。この話の前段を聞いて、映像を観て、そういうイマジネーション(想像力)をしない人、自分の状況に関連づけて考えない人というのは、かなり危ない(というか鈍感)と思うし、想像力が欠如しているから、自分のキャリアについて驚くほど無頓着でいられるのかもしれない(国外の競争相手から見れば、正にカモのような人)。こういう人は結構多いと思う。
既に崖っぷちにいるかもしれないんだから、自分の後ろを振り返って、崖っぷちまで、あと何センチに迫っているか確認した方が良いと思う。それでも何もしないで崖から落ちてから這い上がるよりは、今のうちに落ちない努力をする方が賢明だと思うのだが。

因みに上述のような「自分も影響を受ける状況に遭遇するかもしれない」という可能性は誰にも有り得る訳で、それに対しての「個々人ができることは、この経済の荒波に溺れず、泳ぎ続けていくことができるemployability (就業可能性=どんな状態でも食っていける力)を身に着けること、である」というのは、具体的には次の3つの側面があると思う。
①食いっぱぐれない自分の力をけること(市場での職業人としての競争力を高める)、
②価値観や主義主張を曲げないくて良い自分(他人に合わせる必要がない状況)をつくること、
③(勤務先での仕事や自分の事業の成長に)役立つ・貢献する力をつけること、 

別の言葉で言えば、上記①は職業人としての市場価値を高めるスキル・知識。経験等をつけることであり、②は意思とか腹が据わっているということ。②は①の後ろ盾が無いと必然的に弱い (自分に市場競争力が有るという自信が無ければ、啖呵きったり、自分の思うことを臆せず言ったりできない可能性が高くなる)のは自明だから、両者の関係性は①>②であり、①と②があれば③は必然的に満たせるはず(満たせなければ居場所や自分で事業やっている領域を間違っている可能性大なだけ)なので、その結果、上記3つの優先順位は①>②>③なのである。だからキャリアプランというのは、常に「市場での自分の競争力」という点にベンチマーキングすべきであること、また、勤務先がトレーニングを施してくれる、くれない、というようなこととは殆ど何の関係もない「自分自身の問題」なのである...という結論に、それまでの種々の経験や思案を通じて10年程前に行きついた。自分の中では全てが整合がとれており首尾一貫している自明のことのように思えるのだが、これを話しても、余り伝わっている感じがしないことが多い。
そうした時にはどうするかって?
何もしない。
「オレは自分で考えた、このコンセプトが最も自分にしっくりくるし、何も行動しないと心配だから自分ではやるけど、同じような考え方を受け入れるか受け入れないかは個々人の自由。また、その結果、そうした考え方に則って、或いは別の考え方に則って、行動を起こすか起こさないかも勿論個々人の自由。ただ、受け止めるか否か、行動を起こすか否かの結果に対する責任も個々人に帰されるべき話。少なくとも、後になって、なぜ言ってくれなかったのか?とオレに言うなよ。充分言ってるからな」ということだ。


This video clip is not pretty; this is harsh, yet this is a reality regardless of whether your competitors sitting right next to you or not. 
I sincerely wish those who are impacted and their families the best of luck and each of those who will be impacted will land on a new job without much difficulty.
Benefits of free trade for the global economy, in its simplest form, assumes "no transaction costs", but there are transaction/adjustment costs in the process of economic transformation, which probably makes some sort of social safety net necessary for those impacted. 1,400 employees to be fired means probably around 5,000 people including their families would be impacted, and we can easily imagine how devastating this can be to the local communities. Economic adjustments in the process hurts somewhere while benefit elsewhere, but that doesn't invalidate theories of international economics. I guess, the lesson to learn from this video is to always prepare oneself to become able to ride wild waves of economy by enhancing employability. That is the only solution each individual can proactively work on.